近日、「中泰連携・革新的医薬品で新たな一歩」をテーマとする革新的医薬品の国際協力に関する交流イベントが、中国広東省広州市の中新広州知識城で開催された。イベントでは、広州皇家麗腫瘤医院とタイ国立がんセンターが共同で構築した革新的医薬品の協力プラットフォームが発足した。これにより、腫瘍医学分野における中タイ間の連携は、学術交流から産業化に向けた実質的な協力や臨床現場での実用化へと新たな段階に進んだ。
イベント会場の様子 撮影:李剣鋒
同プラットフォームは、高水準の国際医療協力の拠点として、抗腫瘍分野の先端技術の相互移転・実用化に重点的に取り組む。国境を越えた臨床協力、革新的医薬品の導入、海外患者の紹介・転院など、実務面での課題解決を目指す。また、中国における革新的医薬品の臨床応用プロセスと、タイの国家レベルのがん予防・対策ネットワークとの継続的な連携を促進する。双方の強みを生かし、中国国内の革新的医薬品企業がタイの臨床現場に参入できるよう支援するとともに、国際共同研究やリアルデータを活用し、新薬の実用化に向けた道筋を探る。
現在、広州開発区・黄埔区には革新的医薬品・医療機器関連企業が5200社以上集積している。今年に入ってから、新薬の申請件数は100件を超え、クラス1革新的医薬品の上市承認を6年連続で取得している。累計承認数は14品目に達した。(祝暁 郭暁金)