6月18日、黄埔区華坑村で「竜舟宴」がにぎやかに開かれた。
6月18日、黄埔区紅山街道華坑村で行われた「遊龍探親」。広州日報全媒体記者 楊耀烨 撮影
6月18日、夜明けとともに、広東省広州市黄埔区双沙コミュニティの華坑村はすでに忙しい雰囲気に包まれていた。
村の空き地には10基以上の赤いテントが立ち並び、その中では作業台が設けられ、大きなかまどには火が勢いよく入っていた。鍋の中に入れられた豚バラ肉が「ジュッ」という音を立て、「竜舟宴」の調理が始まった。
「端午節にはドラゴンボートレースが欠かせない。昔は漕ぎ手たちが競技に参加する際、各家庭が資金や食材を持ち寄り、『竜舟宴』を作って彼らをねぎらっていた。やがて生活が豊かになるにつれ、『竜舟宴』は“団らんの宴”へと発展した。漕ぎ手だけでなく、村の高齢者や周辺村の友人も招かれ、共に祭りを祝うようになった」と、双沙コミュニティ第五社の社長・簡志彬氏は語る。同地域には「遊龍探親」という言い方があり、ドラゴンボートレースは人々の団結と再会を象徴する行事とされている。
昼過ぎ、「遊龍」から戻った漕ぎ手たちは旗を掲げて村を練り歩き、爆竹の音が鳴り響く中、「竜舟宴」の宴が始まった。パリッとした皮付き焼豚は艶やかな黄金色に輝き、深井焼鵝は薪火の香ばしさを漂わせ、白切鶏はさっぱりとした甘みを持つなど、豪華な料理が並んだ。
食卓では、人々が「竜舟宴を食べれば、何をしてもうまくいく」と互いに声を掛け合う。温かな祝福の言葉が、笑い声とともに絶え間なく広がっていた。(光明日報記者・陳慧娟 呉春燕)