このほど、広州・黄埔区の自動運転企業である文遠知行(WeRide)と吉利遠程新能源商用車集団(以下「吉利遠程」)は、戦略的提携の深化に関する契約を締結した。あわせて、工場装着(前装)量産型Robotaxiの新モデル「GXR」を発表し、2026年に同モデル2000台を国内外市場に投入する計画を明らかにした。今回の発表は、両社の協力が製品の共同開発段階からエコシステム共創へと移行し、Robotaxiの世界規模での商業運営を共同で推進する新たな段階に入ったことを示すものである。
文遠知行と吉利遠程の戦略提携調印式
関係者によると、前装量産型Robotaxi「GXR」は2026年第3四半期にラインオフする予定である。今回の量産・投入計画は、文遠知行のRobotaxi事業の商業化が加速していることを示している。
2026年1月時点で、文遠知行の世界におけるRobotaxi運用車両数は1023台に達している。今後、2000台の新規車両が順次投入されることで、同社のRobotaxiフリート規模は年内に2600台を超える見通しである。2030年までに世界で数万台規模のフリートを構築する目標に向け、着実に進展している。
また、「GXR」は国際市場で運用される前装量産型Robotaxiとなる見込みであり、黄埔区の自動運転企業の国際的競争力の強化にもつながるとみられる。