広州黄埔区図書館の「ネコカフカアート分館」が、龍湖街のジンシャ(迳下)村に新たに開館した。
同分館は、ジンシャ村の中心部に位置し、建築面積は約1000平方メートルである。デザインは「猫のしなやかさと怠惰さ」をテーマに、カフカの作品に見られる存在主義的なモチーフを反映している。現代的でシンプルな「ボックス型」のレイアウトを基盤に、書籍を収納した壁、光と影のインスタレーション、そして緑に囲まれた庭園が調和し、プライベート感と探求心を満たす読書空間を実現している。
館内には、芸術美学、デザイン、郷土文化、哲学などをテーマにした約3000冊の厳選された蔵書が揃い、訪れる読者に多彩な選択肢を提供している。