粤港澳大湾区（黄埔）人材港が正式に開設！

最近、2025年夏期博士・修士課程学生向け湾区研修プログラム第3期の開幕式が広州開発区・黄埔区で開催された。オックスフォード大学やケンブリッジ大学をはじめとする海外一流大学から集まった博士50名が、粤港澳大湾区の先端的な発展を体験する旅に踏み出した。

中新広州知識城（撮影：賈自豪）

広州開発区・黄埔区のイノベーション・エンジンでもある「中新広州知識城」が、本プログラムの中核的役割を担った。会場では、戦略的新興産業であるバイオ医薬、集積回路、新エネルギー自動車分野における知識城の産業基盤と優位性が紹介され、累計5万社を超える市場主体の育成、300社以上の外資系企業の進出、さらに100件を超える協力成果が披露された。

式典では続いて、広東省人材サービス局より「粤港澳大湾区（黄埔）人材港」の称号が国際人材自由港に授与された。今後、広州開発区・黄埔区の人材招致部門は、海外博士人材をはじめとする高度人材との交流・連携を一層強化し、産学研用を一体化させた人材発展モデルの構築を推進することで、粤港澳大湾区の高度人材集積拠点の形成を加速させる方針である。