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広州市黄埔区人民政府ポータルサイト、多言語版「対外政務サービス」欄開設1周年

Updated : 2023-06-05

黄埔区人民政府ポータルサイトの多言語版「対外政務サービス」欄から、会社設立の手順について調べていた韓国出身の金英雲さんはスムーズにガイドラインを見つけることができ、また日本出身の青木裕子さんも同欄で、外国人永久居留身分証明書の申請の手順を了解した。

黄埔区に住む外国人にとって、「対外政務サービス」の多言語版を通じて手続きをすることは、ただの日常だけでなく、黄埔区での生活において「外国人であるが、地元の人と同じように感じられる」という帰属意識を得る重要な源にもなっているだろう。

2022年5月、広州市黄埔区人民政府ポータルサイトは、「対外政務サービス」の多言語版を開設した。このサービスは、外国人、中国香港・マカオ地区の住民、そして華僑を対象としており、黄埔区における対外サービスに関する情報を集約し、創業、投資、就業などの手続き案内を提供している。また、英語、日本語、韓国語でのサービスリスト、手続き案内、予約、受付も行っている。現在、「対外政務サービス」の多言語版は開設から1周年を迎えた。

この1年間において、黄埔区人民政府ポータルサイトは海外ユーザーのニーズに積極的に対応し、ビザ、人材グリーンカード、企業設立、および企業経営などの業務を行う外国人や、外資企業などのお客様に対して、手続きの案内やオンライン予約、オンライン申請および受付など、一括して「ワンストップ」サービスを提供してきた。

多言語版「対外政務サービス」欄では、3つの言語で60件の対外業務を提供しており、100%オンライン予約が可能であり、出入国に関する業務についてもオンライン申請・受付が可能となっている。これにより、政務サービス予約の「ゼロランニング(窓口に足を運ばなくても手続きができる)」を実現したということだ。

「対外政務サービス」欄が開設される以前、外国人や外資企業が対外政務サービスを受けるためには、常に多くの部門に足を運ばなければならなかった。しかし、現在では「対外政務サービス」欄にてワンストップでオンライン予約・受付が可能となり、より効率的、便利かつ正確な政務サービスを受けることができるようになった。

多言語版「対外政務サービス」欄では、オンラインでサービスを予約することで、政務サービスセンターへと情報が送信され、フロントの手続き案内や審査部門などのスタッフが言語サービスに対応するための準備を事前に整えることができる。このように、「全プロセスサービスチェーン」を構築して、外国人や外資企業がスムーズで親切な政務サービス体験を受けられるように取り組んでいる。

また、「対外政務サービス」欄では、英語、日本語、韓国語の携帯版を同時に提供し、スマホで対応言語の政務サービス手続きや案内情報を簡単に閲覧することができる。

統計によると、開設から1年間で、黄埔区人民政府ポータルサイトの多言語版「対外政務サービス」欄へのアクセス数は2万回を突破した。このサービスは外国人にとっての言葉の不便による「事務処理困難」問題を効果的に改善し、広く利用されており、高く評価されている。

広州市黄埔区政務サービスデータ管理局は、今後もサービス事項のアクセスを引き続き拡大し、黄埔区を訪れる外国人、中国香港・マカオ住民、華僑が黄埔区の個性的で正確かつスマートな政務サービスをより便利に利用できるように取り組んでいく。また、これにより、広州市の活力あるグローバル都市コミュニティの構築をバックアップし、国際都市づくりの推進を加速させていく所存である。

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